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犬の気持ちを伝える【犬パシー】

子供は友達をつくる天才ですよね。いつも全力で感情を表現する子供は、同じ子供とすぐに信頼関係を築くことができ、大人からも愛されます。その理由は何でしょう?

  

我々人間は、大人になるに従って、気持ちを隠すことを覚えます。もし、相手の気持ちが理解できたら・・・。もし、自分の気持ちを自然に隠さずに相手に伝えることができたら・・・コミュニケーションはもっと良くなるかもしれません。

 

愛犬とのコミュニケーションをもっと良くするには?

 

実はこのコミュニケーション、犬も同じです。犬を飼っている人はご存知だと思いますが、犬は気持ちを隠します。全身で喜びを表現している時はわかり易いのですが、静かな時の犬の気持ちを理解するのは本当に難しい。

 

そして、犬は吠えることは出来ても、話すことは出来ません。

 

いったいどうやって気持ちを理解すればいいのでしょうか?

 

このテーマに現在、日本の中年エンジニアが挑戦しています。

 その製品は【犬パシー】

 

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(参照)犬の気持ちが見えるデバイス「犬パシー」 | GUGEN2014

 

開発しているのは自称「ヘンジニア」(変なエンジニア)の山口譲二氏。自身が愛犬家で、書籍「ムツゴロウ動物王国・犬がよろこぶしつけの学校」で紹介されていた「心拍パターンによる犬の反応」に感銘を受け、開発を決意した。なお現在、猫用の「猫パシー」も開発を検討しているとのこと。 

(参照)ASCII.jp:まさかの犬用ウェアラブルデバイス開発中 バウリンガル超えるか、ペットの気持ちが見える「犬パシー」

 

「心拍数」を読み取って、そのデータを感情に変換して表示する!

これは凄いアイディアですね・・・

 

この犬パシーを使用すれば、以下の事がわかります。

1、犬が本当に喜ぶ「なでかた」がわかる!

あまり多くの人がこだわっていない、犬のなでかた。でも、両手でわしゃわしゃなでるのと、そっと片手でなでるのと・・・どちらのなでかたが本当に犬が喜んでいるでしょう?なんでもわかっていると思っていた愛犬が、実は・・・なんて事はあるかもしれません。

 

2、犬が喜ぶ「言葉」がわかる!

みなさんは犬が人間の言葉でストレスを感じているという事実をご存知でしょうか?実は犬がストレスを感じる人間の言葉と、リラックスできる人間の言葉は違います。なんと言って語りがけてあげたらいいか・・・犬のリラックス度を計る事ができる犬パシーならわかります。

 

3、犬に嫌われていないかわかる!

犬が苦手な人の中には、自分が犬に嫌われているのかも・・・犬とスキンシップをとって嫌われたらどうしよう・・・と心配しているかと思います。でも、犬パシーがあれば、安心です。犬が喜ぶ方法を探し出し、安心してスキンシップをとりましょう。^^

 

 

こんなに色々な事がわかる、犬パシー。犬の感情を人間が読み取りやすいこの犬専用デバイスが浸透すれば、もっと犬と人間の関係が良くなるかもしれません。

 

そして、ムツゴロウさん(畑正憲氏)が10年以上前から研究・発表していたテーマを現代の科学者が具現化する。何か運命的なものを感じます。

 

最後に制作者の山口さんがネーミングにこめた暖かい気持ちを感じてください。

名前は「犬パシー」に仮決めしました。「犬と人間のテレパシー」と「エンパシー(共感)」という意味をこめています。

(参照)動物との共感〜犬パシーのブログ

 

製品化されるのが楽しみです。

 

www.youtube.com

 

ムツゴロウ動物王国・犬がよろこぶしつけの学校 Gakken Mook

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